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アポロの宇宙飛行士が月面に降り立ち、ハッセルブラッドを取り出し写した私達の住む星の写真は
とても繊細で儚げで、そして「有限」であることを一目で人類に理解させた。
それは「外」から見て初めて「感じ」られたことなのだ。
「月」を目指した人類は新たな「地球」をそのときに「発見」したのだ。
ただ、人間の「知覚」は悲しいかな、継続的には続かない。
望ましい「知覚」から発生する「概念」を維持するためには
そのためのアイコンが必要なのだ。
ギリシャのデフォルトの危機の状況を見ると、「通貨」の発行権を他国に譲り渡した
ということが、どういうことなのかということが如実にわかる。
発行権の支配は、その国の経済の支配とイコールなのだ、金融資本主義の
この世界では。
EU設立時に自国の通貨発行権を譲り渡すことを、かたくなに反対した人達の正しさが
ある意味、証明されたのだろう。
これに個人として対抗しうるのは、生存のインフラを個人的な人的ネットワークで
構築するテクノロジーだろう。
人体はテンセグリティ構造だという、骨と腱・筋肉、皮膚。
では樹木はどう理解すればよいのだろうか?
第三者から見て同じ行為、状況に遭遇しても
人格が違えば全く別の経験を持つ。
人格が違うということ、それ自体が脳内にストックしている概念の
種類が異なるからだ。
概念という枠組みを通してしか、人間は外界を認識できない。
読書に価値があるとすれば、やはり「概念」のレパートリーを増やすのに
ある場合に役立つからだろう。
もちろん、なんでも読めばいいわけではないのは言うまでも無い。
個人で野菜や花を育てる場合でも、実験の概念と実験計画法の概念は
より上達するためには欠かせない。
実験計画法がややこしいと思うなら、たった一つだけ憶えておけば
全体の80%の効果は得られると思う。
それは、新しいことを試すときには全てにそれを行わないで、多くても「半分だけ」
それを行うということ。
そうすれば新しく試したことが、それを行わなかった場合に比べて有効だったか
どれほど有効かが、一目で分かる。
後の20%はその応用といってもいい(条件を何段階にも分ける、複数の条件を
組み合わせてマトリックスで管理するetc)
そのたった一つのことすら大部分の人は行わずに日々すごしている。
この概念を実行に移す人は文明が発達してもなかなか増えそうにないのだが
フラーが言及したように、誰もがこの「違い」を見分け認識する能力を持っているのだ。
その認識自体を認識する概念が必要であり、それができればマインドを
より活発に働かせることができるのだろう。
舵2
船が進めば水が後方に見かけ上流れる。
左に向きを変えたければ、舵を左舷側に突出するように
動かせば、水が舵にあたり舵を右舷後方に押す。
その力が船首を左に向けさせる。
ここでは、船尾側の舵が船首をてこの原理で動かすので
少ない力で大きな効果を得ることができる。
この働きは舵であるので、船首と船尾の距離が離れているほど
より少ない力で船全体の向きを動かしうる。
もちろん、その場合その距離に比例して変える向きの量もより
少なくなるのではあるが、しかし確実に動かしている。
この場合、船首からより「遠く」にあればあるほど少ない力で
動かしうるし、それに伴う船首方向の変化の微小さは
船尾側の
移動距離の長さとその移動速度を格段に速めることで十分に
実用に足るものになると思われる。
もちろん、このことは形而上的な他の事項への応用を
意識して述べている。
森羅万象の進化の幾何学的なシステムの根本要素がテンセグリティなのだろうか。
シナジェティックを相乗効果の幾何学と訳した文章を読んだが
なるほどと思う。
進化は幾何学的な形の相乗効果を起こす、そもそもそれ自体を進化と呼ぶのだろうか。
少なくとも人類のテクノロジーの進化は幾何学的な相乗効果のように見える。
プリセッションは人と人との間にもあるようだ。
互いの思惑なしの互いの意見を聞き、読み
その後の自分頭の中に浮かんだ思考を表明する。
互いに相手の言う通りにしようとか、言うことを聞かそうとか
そういう直線的な圧力から自由な状態でこそ「触発される」という現象が生まれるのだろう。
トリムタブとはタンカーなどの巨大な船の舵を動かすための
その舵についた更に小さな舵のことだ。
船の向きを変えるのは舵という船体から比べればごく小さな梃子だが
船自体が巨大ならその舵も巨大だ、よってその舵自体の向きを変えるために
それよりも小さい舵をつけると、元の舵も動かせるようになる。
トリムタブ自体を動かすために更に小さな舵をつける、その舵にも更に
小さな舵をつける・・・・・・これを繰り返すと原理的にはごくわずかな
力でも巨大な船の向きをも変えられることになる。
この地球に住む60億を超える人類の方向性を変えることは、10個の
トリムタブを連結すれば、一人のか弱い人間にも行えうるということだ。
あるグループの方向性を変えるためには適切なある割合の人間の方向を変えれば
可能になる、仮に1割の人の考え方を変えられるなら十分に可能だろう。
60億の内の1割、6億人の方向を変えるためにはその内の6000万人の方向を
更にその6000万人の方向を変えるためには、その内の600万人の方向を
更にその600万人の方向を変えるためには・・・・・と繰り返せば。
但し、その変えるべき人物は適切に選ばれた場合に限るということではある。
そして、人物を対象にすればそうなるが、システムを対象にすればまた話は
変わってくる、より個人が行える、影響を与えうる自由度とその可能性は高まると思う。
フラーのクリティカル・パスを読んで世間一般の職業をこなせる人はすごい。
どうやって自分自身を納得させられるのだろう。
お金を得ることと「仕事」をどうやって矛盾させずにできるのだろう。
すべきことと、しなければいけないことをどうやって一致させることができるのか。
