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私の住む集落には簡易水道があり、その地区で管理している。


その構造は8畳ほどの部屋に相当する体積のコンクリート製の水槽に沢の水を


貯めて上澄みを簡便にろ過したものを高低差の水圧で各戸に水道として供給している。





私の未成年の時代はこの水で飲料水までまかなっていた、大雨が降ると水が土で濁って


飲めないような状態ではあったが、なにも考えず生水でもどんどん飲んでいた。





なんでも終戦後まもなく私の祖父が主になって、素人ながら神戸や大阪まで水道設備の部品や部材を


集落を代表して買出しに行き、施工したことを子供のときから聞かされて育った。





今になり改めてその水道の水の供給先である沢の水源を観察して、驚嘆の想いにかられた。





集落の後背に2~300mほどの高さの山が連なっているのだが、その山には但馬の山のご他聞にもれず


昭和の40年代ごろまでさかんに植林された杉・檜の林に切り取られてはいるのだが、広葉樹の森が


半分ほど残って山頂から中腹にかけて帯のようにある。


広さで言えば300m×300mほどの広さしかないのだが、たったそれだけの雑木林から


水がこんこんと沸いているということだ。





地形的に考えても他から流れ込むような更に高い山も見当たらない、つまりたったそれだけの林から


数百、数千年に渡ってこの集落の100人ほどの人口の水田や畑の農業用水から生活用水にいたるまで


水が継続的に流れ出してきて、人間を養ってきたという事実だ。





なぜ、私達はこのメンテナンスフリーに近い天然のダムであり、肥料の生産施設であり、食料の採取までできる


施設をわざわざ破壊してアスファルトやコンクリートで埋め立て、杉や檜で埋め尽くさなければならないのだろう。





通貨の獲得のみを目的とした行為は、あまりに自然の富を享受することと反しているといわざるをえない。





一つのシステムで作ると張力材が一カ所切れただけで
形を保てない。

生物の組織のようにセル単位でのシステム、組織単位でのシステム、
骨格単位でのシステムというように各レベルで構造がある程度
完結するユニット化をテンセグリティモデルに組み込んでみてはどうかと思う。
破損箇所だけを生体の細胞のように容易に交換できるシステムが
住居には必要だと思われる。

各レベルがレベルを超えて張力材でつながり合う構造。
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