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ほとんどの人はみなほとんど変わらない

他人からみれば誰も誰とも代わりも効くし、変わりもしない

自分だけは特別だと思う人はありふれている

しかし、絶対に全く一緒ではない

人格は生きていくうえで遭遇し続ける膨大なエピソードと

そのエピソードに際してのその時の感情とその感情の記憶からなる

いや人格とは毎日毎時毎分毎秒発生し続ける「感情の記憶」と

言ってもいい。

この世界が決して幾何学の教科書のように同一の点を共有すると

いうことがありえない以上、他人と全く同じ「感情の記憶」の

目録などありえない。

必ずわずかではあるがどんな他人とも異なる項目がある。

その違いが「感じること」の差異を生み、それが個性につながる。








ありとあらゆる手段をもってあなたや私を「他人」と同じに


してしまう力が脳を書き換えようとしている、そんな社会にあって


自分であり続けようとする、だれでもできるが最も困難な試み


それこそ「詩」と呼ばれるもの


そしてほとんどの者は誰も互いに似てしまう。


そんな中での真の自立の試み。


自らの「感じる」ことのみ手がかりに


まるで何百メートルの高さの全く取っ掛かりのないガラス張りの


摩天楼に取り付き、頂上を目指すかのような行為


そんな行為のたった一つの支え、自らのセンス、感じること


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